こんにちは。
今日は体の特徴によって、やりにくいポーズがあるというような話です。

私は世間で猿腕という腕です。どういうことかというと、肘が過伸展つまり簡単に言うと反対方向に曲がってしまうわけです。
普段はだからどうだと言うことはないのですが、ヨガのポーズの中にそのためにとてもやりにくいポーズがあります。

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私自身、長い間その腕の特徴のために他の人が気持ちよさそうにしている感覚がわかりませんでした。ダウンドッグが気持ちいいと感じるまでに2年くらいかかったかなぁ?

猿腕でやりにくいポーズはいろいろあるのですが、その一つがダウンドッグです。
クラス中に肘を曲げてとか、関節をロックしないでとか言われたことはありませんか?
肘をロックしないと言うのはある意味正解なのですが、ただ肘を曲げると言うのは間違った方向に曲げてしまったり感覚として誤解を受けやすいと思います。
このポーズは両腕で体を支えるのでさほど関節に負担にはなりませんが、度々出てくるポーズなのでそれを続けていると肘が痛くなることがあります。

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肘をロックしたダウンドッグ

肘をロックしないと言うことが、どう言う感覚なのかを感じるためにストラップを使います。①肩幅くらいの長さにストラップを輪にします。それを肘よりも上に通します。
②ストラップがずれ落ちないように腕を外に押すようにしてダウンドッグをします。その時に肘の目(肘の内側のシワ)を前向きにするように腕を外旋(外向き)にします。
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ストラップを上にかけすぎると頭が通らないので注意しましょう。

これが最良と言うわけではないのですが、肘をロックする癖のある人には効果的ですし、猿腕の人には腕を真っ直ぐに伸ばすという感覚が得られると思います。慣れるまでは正直、しんどいですし、ちょっと違和感があるかもしれません。しかし、長く健康でヨガを続けたいたらちょっと我慢してやってみてください。
そのうちに「これかっ!」と感覚的にピタッとくる感じがあると思います。それまで、試行錯誤しながら我慢してみてください。

この感覚がわかるようになると、サイドプランクやハンドスタンドなどのアームバランスにもちょっとだけ近づけると思います。

最後はやっぱり、練習、練習、練習ってことですけどね。


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